東京大学 THE UNIVERSITY OF TOKYO 東京大学 柏キャンパス THE UNIVERSITY OF TOKYO, KASHIWA CAMPUS

UTokyo Kashiwa Open Campus東京大学柏キャンパス一般公開

開催概要Aboutトップへ/Top of Page

※東京大学柏キャンパス一般公開2025は終了いたしました。誠にありがとうございました。次回のお越しも、心よりお待ちしております。

 ご参加の方は、10月31日までにこちらから全体アンケートへご回答くださいますようご協力をお願いいたします。

*UTokyo Kashiwa Open Campus 2025 has come to a close. Thank you sincerely. We look forward to welcoming you again.

  Please complete the general questionnaire here by October 31.

 

東京大学柏キャンパス一般公開2025  ―未来を創る、柏の知― 

東京大学柏キャンパス及び柏Ⅱキャンパスで、最先端の研究成果をご紹介し、研究室や大型実験施設を特別に公開します。お子様から大人の方までお楽しみいただける企画を多数ご用意しています。 ⇨企画の詳細は「参加部局・企画一覧」(10月上旬頃確定)から

開催日時:2025年10月24日(金)~25日(土)10時~16時30分
場  所:東京大学柏キャンパスおよび柏Ⅱキャンパス
交  通:TX柏の葉キャンパス駅から、無料シャトルバスを運行します(キャンパス内の駐車場は、特別な場合を除き使用できません。)
参加費等:予約不要()、入場無料です(企画によって予約が必要な場合があります。)
問合せ等:お問合せページからお願いします。

ハッシュタグ #東大柏一般公開

 

 


UTokyo Kashiwa Open Campus 2025  – From Kashiwa’s Wisdom, the Future Unfolds –

The University of Tokyo’s Kashiwa Campus and Kashiwa II Campus will present the forefront of scientific research, with laboratories and large-scale experimental facilities specially opened to the public. A broad array of programs will be offered to ensure an engaging and enriching experience for visitors of all ages. ⇨Details are available on the “Events by Departments” (to be finalized in early October).

 

Date: Friday, October 24 – Saturday, October 25, 2025, 10:00 am – 4:30 pm
Place: UTokyo Kashiwa Campus and Kashiwa II Campus
Access: Free shuttle bus service will be provided from TX Kashiwanoha Campus Station (on-campus parking is not available except under special circumstances).
Admission: No reservations are required* and admission is free. (*Some events may require reservations.)
Inquiries, etc.: Please visit our Contact Form.

Hashtag #UTokyoKashiwaOpenCampus

 

お願い(注意事項)Attentionトップへ/Top of Page

・実験室等では、スタッフの指示に従ってください。また、公開していない場所への立ち入りはしないでください。
・大学職員が撮影した写真やビデオ等を広報活動へ使用させていただく場合があります。
・地震等災害発生時にはスタッフの指示に従ってください。
・キャンパス駐車場は特別な場合を除き使用できません。(近隣店舗の駐車場への駐車は禁止しております。
・キャンパス内は全面禁煙です。

 

– Please follow the staff’s instructions while inside the research laboratory.
– Please do not enter areas that are not open to the public.
– Photographs and videos taken by university staff may be used for public relations purposes.
– In the event of an earthquake or any other emergency, please follow the instructions of the staff.
– The campus parking lot is unavailable except under special circumstances. (Please refrain from parking in the lots of nearby businesses.)
– Smoking is strictly prohibited on campus.

 

 

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参加部局・企画一覧Events by Departmentsトップへ/Top of Page

日本語のみで周知がなされている企画は、日本語で行われます。Events with information only in Japanese will be conducted in Japanese.

特別講演会Special Lecturesトップへ/Top of Page

開催日時 10月25日(土)
時  間 13:00-15:00
会  場 新領域環境棟 FS ホール(会場先着順/オンライン配信)
配  信 https://www.youtube.com/live/0tmFSobdJZA 【同時配信/アーカイブ配信(11月末まで)】
日本語のみで周知がなされている企画は、日本語で行われます。Events with information only in Japanese will be conducted in Japanese.
  • 13:00-13:40

    柏の葉地区での
    レベル4自動運転バスサービスの実現

    生産技術研究所では、2016年頃から、自動運転開発を行う東大発スタートアップ企業である先進モビリティ株式会社、およびソフトバンクから生まれたBOLDLY株式会社とともに、自動運転バスの研究開発と運用に取り組んできました。

    2019年11月からは、柏ITS推進協議会を実施主体として、東京大学柏キャンパスと柏の葉キャンパス駅間のシャトルバスルートにおいて、自動運転機能(レベル2)を備えたバスによる営業運行を、平日に3〜4往復実施してきました。

    これらの実績をもとに、経済産業省・国土交通省による「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト」の助成を受け、新たな自動運転バスの開発を進めています。今年度中には、当該シャトルバスルートにおいて、法的に運転士を必要としないレベル4自動運転(特定自動運行)によるバスの営業運行が実施される予定です。

    本講演では、今までの研究開発の経緯、レベル4自動運転によるバスサービスの概要、課題、そして今後の展開についてご紹介いたします。
    中野 公彦
    中野 公彦(なかの きみひこ)|生産技術研究所・大規模実験高度解析推進基盤

    教授

    主な研究分野:
    機械力学・制御、車両工学分野を基盤として、運転者の人間工学、ヒューマン・マシーン・インターフェース、自動運転の社会実装に関する研究を行っています。

    プロフィール:
    2000年 東京大学工学系研究会産業機械工学専攻博士課程修了 博士(工学)
    2000年 山口大学工学部機械工学科 助手
    2001年 山口大学工学部機械工学科 講師
    2004年 山口大学工学部機械工学科 助教授
    2005-2006年 サウサンプトン大学振動音響研究所 客員研究員
    2006年 東京大学生産技術研究所 助教授
    2018年 東京大学生産技術研究所 教授
  • 13:40-14:20

    健康長寿社会の実現をめざした遺伝学

    ゲノムとは我々の身体の設計図にあたるもので、約30億の遺伝暗号からなります。身体の中の約37兆個の細胞は基本的に同じ情報を持っていますが、ゲノムには個人差があり、その違いによって身長や体重などの見た目だけでなく、病気のなりやすさも決まってきます。1953年のDNA二重らせんの発見から50年後、約3000億円の費用をかけて2003年にようやくヒトゲノム配列の概要が決定されました。その後解析機器などの進歩によって一人のゲノム情報を解析する費用も10万円を切る様になり、この20年でゲノム研究は大きく進展しました。

    バイオバンクとは、いろいろな方の生体試料(血液や組織、尿など)を保管し、多くの研究者に提供するシステムで、私は日本人最大規模のバイオバンク(約27万人)であるバイオバンク・ジャパン(BBJ)の運営を担当しています。BBJでは特に病気のリスクにかかわるゲノム配列に着目した研究を進めており、BBJの検体や情報を使った研究成果により、病気のリスク予測や予防、治療薬の最適化などの個別化医療が進みつつあります。

    本講演では、ゲノム研究の歴史やその成果について紹介するとともに、未来の医療像について考えたいと思います。
    松田 浩一
    松田 浩一(まつだ こういち)|新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻

    教授

    主な研究分野:
    病気の原因は?という問いに対しては、病気の方と健康な方のゲノム情報を比較することで、かなり明らかとなってきました。今後は一歩進んで、病気にならない健康長寿社会をどうすれば実現できるかという視点で研究に取り組みたいと思います。

    プロフィール:
    1994年 東京大学医学部医学科卒業
    1999年 東京大学医学部整形外科入局 東大病院、癌研病院、名戸ケ谷病院などで勤務
    2023年 東京大学大学院医学系研究科卒業 医学博士
    2003年 アメリカ・ベイラー医科大学 博士研究員で骨代謝の基礎研究に従事
    2004年 東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター助手
    2009年 東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター准教授
    2015年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 クリニカルシークエンス分野教授
    2023年 バイオバンク・ジャパン 代表(兼務)
  • 14:20-15:00

    ニュートリノで探る宇宙の始まり

    我々の宇宙を形成する原子は、物質を構成する最小要素である陽子(とその仲間の中性子)と電子から成り立っています。それぞれは安定な素粒子であり、宇宙の物質は、たとえ元素としての形態が変わっても、陽子と電子の総数は未来永劫不変と考えられます。では、この宇宙全体の陽子と電子の総数はいつどのように決まったのでしょうか。

    陽子、電子などあらゆる素粒子は、電荷が反対な他は全く同じ性質を持つ反粒子(陽子には反陽子、電子には陽電子)が存在し、対生成により粒子と反粒子はペアとなって生まれます。宇宙がビッグバンから始まった時、対生成により粒子と反粒子は同数生まれたはずですが、現在の宇宙には、反陽子と陽電子でできた反物質で構成された(反)宇宙は見つかっていません。この謎を解く鍵が、粒子と反粒子の振る舞いの差を生む「CP対称性の破れ」と、陽子が非常に稀に陽電子などに崩壊する事象「陽子崩壊」と考えられています。

    カミオカンデに始まる神岡鉱山地下での巨大水チェレンコフ実験は、実はこの「陽子崩壊」を探す目的で始まりました。陽子崩壊はまだ観測されていませんが、その後継スーパーカミオカンデによりニュートリノ振動が発見され、さらにT2K実験によりニュートリノのCP対称性の破れの兆候が見つかっています。これを受け継ぐ、2028年稼働予定のハイパーカミオカンデでは、CP対称性の破れの確証を得ると共に、未だ見つかっていない「陽子崩壊」の一例目を見つけようとしています。

    本講演では宇宙の始まりの謎と、それに挑むハイパーカミオカンデの準備状況について紹介します。
    伊藤 好孝
    伊藤 好孝(いとう よしたか)|宇宙線研究所宇宙ニュートリノ観測情報融合センター

    教授(センター長)

    主な研究分野:
    ニュートリノ・暗黒物質で探る素粒子と宇宙の境界領域の研究

    プロフィール:
    1995年 京都大学大学院理学研究科物理第二専攻 博士課程単位取得退学 96年 博士(理学)
    1995年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設・助手
    2000年 東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設・助教授
    2004年 名古屋大学太陽地球環境研究所・教授
    2015年 名古屋大学宇宙地球研究所基礎研究部門宇宙線研究部・教授
    2010年 名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構・教授
    2024年 東京大学宇宙線研究所・教授(同附属宇宙ニュートリノ観測情報融合センター長)

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  • リーフレット(両面)
    Kashiwa Open Campus Leaflet-ALL

  • リーフレット(表 おもて)
    Kashiwa Open Campus Leaflet-Surface

  • リーフレット(裏 うら)
    Kashiwa Open Campus Leaflet-Backside

  • 全企画一覧
    UTokyo Kashiwa Open Campus All Events
    【当日配布/Available On-Site】

  • 一般公開キャンパスマップ
    UTokyo Kashiwa Open Campus Map
    【当日配布/Available On-Site】

その他企画・同時開催Other Eventsトップへ/Top of Page

マスコットキャラクター「ごろくろー」"Gorokuro" the Mascotトップへ/Top of Page

生まれ:2012年、柏キャンパス東側南端にある池の愛称が、キャンパス内の公募で五六郎池に決定したことに伴い、池の愛称にちなんだマスコットキャラクターを共通事務センター総務・広報係の女性職員がデザイン。「ごろくろー」と名付ける。
柏キャンパス一般公開2012で、一般公開広報リーフレットに非公認マスコットキャラクターとしてデビュー。 一般公開当日は、柏地区共通事務センター職員が扮する「ごろくろー」が現れ、千葉県のマスコットキャラクターチーバくんに対抗して柏キャンパス内を巡る等涙ぐましい努力、その甲斐あって柏キャンパス一般公開2014からは、公認マスコットキャラクターに任命される。 現在、柏キャンパス一般公開には欠かせない存在となり、ホームページやパンフレット、会場案内等で大忙しである。

住 所:東京大学柏キャンパス 五六郎池


Origin
Back in 2012, the pond at the far south end of UTokyo’s Kashiwa Campus got itself a name through a campus-wide contest: Gorokuro Pond (五六郎池). Not content with just being a pond, Gorokuro soon gained a personality—thanks to a creative staff member who imagined him as a mascot character. He snuck onto the scene at the UTokyo Kashiwa Open Campus 2012 as an “unofficial” guest, but by 2014 he had charmed his way into an official role as one of the university’s mascots.

Residence
Where else? Gorokuro Pond, of course—his very own namesake home on Kashiwa Campus.