つくば-柏-本郷イノベーションコリドー(TKHiC)推進室は「東京大学ビジョン2020」に基づき、その具体的取組である「つくば-柏-本郷イノベーションコリドー構想」の実現に向けて、本学の研究成果を積極的に社会に展開する「知の協創プラットホーム」を推進するため、平成28年4月開設の準備室を経て、平成30年5月に推進室が設けられました。
事業概要
推進室は、大学本部及び関係部局並びに関係する他の機関と密接な連携を図るとともに、主に以下の業務を行っています。
- 東京大学と産業技術総合研究所との先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリの推進支援
- 柏Ⅱキャンパス産学官民連携棟に入居する部局及び他機関との連絡及び調整
- その他、TKHiC構想の実現に向け、産学官民協働拠点形成のハブ拠点としての機能を推進・発展させる目的を達成するために必要な業務
TIA(つくばイノベーションアリーナ)との連携及び調整業務は2024年度より産学協創部協創課に移管されました。2024年度TIA連携プログラム探査推進事業「かけはし」の募集については産学協創部協創課事業チーム(kyosojigyo.admアットgs.mail.u-tokyo.ac.jp←アットを@に変更してください)へお問い合わせください。
産学協創プラットフォーム拠点オープンラボ111室 入居募集のお知らせ(毎月15日締切)
東京大学柏Ⅱキャンパス産学官民連携棟産学協創プラットフォーム拠点オープンラボ111室(62.40㎡)の入居を募集いたします。
- 【1】応募資格
- 文部科学省地域科学技術実証拠点整備事業(※)による産学協創プラットフォーム拠点事業を推進する東京大学の教員
- ※ 基礎研究等で生まれた研究成果等を踏まえ、産学官が一つの屋根の下に集い、産学官による共同研究開発を通じて、事業化の加速等を図っていきます。地域が有する資源等を効率的・効果的に活用し、社会的なインパクトを有する先進的で持続可能な事業化へとつなげることで、新たな雇用の創出や地域経済の活性化を図りつつ、科学技術イノベーションを通じた国富の増大を目指しています。
- 【2】受付締切日
- 毎月15日締切
- 【3】募集内容・利用申請書等
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- 111室入居募集〔募集期間延長2024年度〕 (pdf)
- 111室入居募集_別紙(貸室概要) (pdf)
- 111室写真 (pdf)
- 利用申請書(別紙様式)・申請理由書 (docx)
- 調査票(様式1_K2連携棟オープンラボ (docx)
- 【4】利用申請書等提出先・問い合わせ先
- 柏地区共通事務センター柏コリドー事務室
- Email: kashiwa-corridor.kj@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
第1回 産官学公金マッチング シンポジウム( 3月3日 13:00 〜 )
- 【1】概要
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名 称 千葉エリア産官学公金共創イノベーションネットワーク
第1回 産官学公金マッチングシンポジウム方 法 オンライン(Zoom)ライブ配信 ポイント 東京大学から技術シーズ発表1件の他、東大発ベンチャー3社がプレゼン
上記を含めて21件の発表が、3セッション同時進行(移動自由)
基調講演、各公的機関や金融機関等の制度紹介などもございます。 - 【2】詳細
- 参加登録は、Peatix(https://sankangaku-matching-symposium.peatix.com/event/3159181/ )より
登壇者・スケジュール等は、パンフレット(https://drive.google.com/file/d/14hsdRD3XwhDljgBf656uBr-YsFgyVCY7/view )にて - 【3】千葉エリア産官学公金共創イノベーションネットワークとは
- 千葉地域の産官学公金連携に関わる取り組みを活性化し、地域の社会課題解決や経済の発展を推進するために発足しました。千葉県内にキャンパス・研究所・病院を有する大学、研究開発機関が協力し、令和3年より日常的なコミュニケーション活動を開始しています。【略称:千葉iネット】
- 【4】経緯
- 科学技術振興機構(JST)千葉エリア担当のマッチングプランナー様よりお声がけを頂き、千葉県内にあるアカデミア等で連携していきましょうという流れが令和3年6月頃より出来てきて、色々とWebでミーティングを重ねて参りました。その結果、まずはマッチングイベントで可能性を探っていこうということで、今回のイベント開催に至った次第です。
- 【5】目的
- 千葉県内にあるアカデミアの技術シーズを紹介し社会実装につなげる、千葉県内の大学病院等の医療ニーズを紹介し課題解決につなげていく、アカデミア発ベンチャー企業を紹介し将来的な社会課題解決につなげる、アカデミアと千葉県内の金融機関や企業様等とのコミュニケーションを図ることなどを目的とし、千葉県をベースに活動しながら将来的には東京都や関東圏にもネットワークの拡大を図りたいと考えています。
第1回 産官学公金マッチング シンポジウム 開催報告
- 【1】概要
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名 称 千葉エリア産官学公金共創イノベーションネットワーク
第1回 産官学公金マッチングシンポジウム方 法 オンライン(Zoom)ライブ配信 内 容 東京大学から技術シーズ発表1件の他、東大発ベンチャー3社がプレゼン
上記を含めて21件の発表が、3セッション同時進行(移動自由)
日 時 2022年3月3日(木) 13:00 〜 17:30 - 【2】結果
- 登録者: 約230名
- 参加者: 前半の講演部分は約160名 3セッション同時進行は各60名程度
- 【3】講演資料・動画
- 【4】その他
- 上記登壇者とのコンタクトをご希望の方は、下記までご連絡下さい。
東京大学 つくば-柏ー本郷イノベーションコリドー推進室(担当:片山)
Email: kashiwa-corridor.kj@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
(1)異種材料集積による最先端集積Siデバイス技術
東京大学 工学系研究科 教授 高木 信一
講演資料(pptx)
(2)AI総合研究所による実課題解決型AI人材育成サービス「iLect」
NABLAS株式会社 川崎 竜一
講演資料(pdf)
(3)東大発睡眠ベンチャーによる睡眠検診と睡眠医療への挑戦
株式会社ACCELStars 宮原 禎
講演資料(pptx)
(4)Web3.0時代がもたらすビジネス変革
株式会社HashPort 吉田 世博
講演資料(準備中)
柏Ⅱキャンパス産学官民連携棟
柏地区におけるイノベーション拠点として、オープンラボ、生産技術研究所価値創造デザイン推進基盤、インキュベーション施設が入居して活動します。オープンラボでは、企業や自治体等と連携して、新規産業創出を目指し共同研究等を行っています。
入居団体概要
オープンラボ(文部科学省・地域科学技術実証拠点整備事業)
オープンラボ(文部科学省・地域科学技術実証拠点整備事業)
基礎研究等で生まれた研究成果等を踏まえ、産学官が一つ屋根の下に集い、産学官による共同研究開発を通じて、事業化の加速等を図っていく。地域が有する資源等を効率的・効果的に活用し、社会的なインパクトを有する先進的で持続可能な事業化へとつなげることで、新たな雇用の創出や地域経済の活性化を図りつつ、科学技術イノベーションを通じた国富の増大を目指しています。
- 〇大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻・鈴木穣研究室
大学院新領域創成科学研究科生命データサイエンスセンター - 活動内容:バイオ関連産学協創拠点整備に向けての機器移設事業
- 〇大学院情報理工学系研究科情報システム工学研究室(岡田研究室)
- 活動内容:自律移動型ロボットによる社会実装に向けたフィールド検証
- 〇物性研究所・小林洋平 教授
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活動内容:SIP「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」
小林研究室 光量子科学連携研究機構 TACMIコンソーシアム
生産技術研究所附属価値創造デザイン推進基盤
活動内容:日本のものづくりが世界のユーザーに対して真の豊かさを提供し続ける未来のために、工学にデザインの視点を取り入れた新たな取り組みを行っています。
インキュベーション施設
産学協創推進本部が主体となって、東京大学の研究・教育成果の事業化・実用化を目指す個人及び法人に対して起業環境を提供しています。
- 〇株式会社アグロデザイン・スタジオ
- 事業内容:構造ベース創薬法を利用した分子標的型農薬の開発
- 〇株式会社ASM
- 事業内容:超分子ポリロタキサンを用いた架橋点が滑車のように作用する合成樹脂改質剤の開発・製造・販売
- 〇一般社団法人柏の葉オーミクスゲート
- 事業内容:研究で実施するゲノム解析をワンストップで支援するサービスの提供